遠い昔の… 一ノ倉 クライミング

一ノ倉沢出合から見る 岩の殿堂
その中の一つ 衝立岩の一角 (衝立岩中央稜)を

若~い ときに 登攀したことがあります。
その当時 (1977年9月)の写真を 引っ張り出してみました!
それは 1977年9月24日 のこと。

当時の 出合付近。 今じゃ お目にかかれない テント ( 家形、カマボコ形など ) がたくさん。

中央稜テールリッジを登って行った先の 中央稜基部にて。
写真の人… 私! ですよ~
上に写っているのは 1ピッチ目を先行するパーティー
上に行くほどに すごい高度感です

セカンドの友人を ビレーしながら… 撮影。

中央稜上部から 先行パーティーが登攀を終えて、 懸垂で下降 ( 下山 )

中央稜上部から 見下ろす 一ノ倉沢 →が 中央稜テールリッジ、 →が 滝沢下部(下)、滝沢スラブ(上)。
← 一ノ倉沢出合です。
そして

中央稜の登攀を終え、 衝立の頭付近にて
わたし です よ!


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カールした雪の姿を身近に見る機会を得ましたが、雪ロールとはいかないまでも雪国、雪山では似たような姿をよく目にします。
4年ほど前の1月中旬、谷川岳土合周辺で行なわれた雪崩講習会の折、分厚く積もった雪が巨大なカールを形成していて写真に収めたことがありました。

風上(右側)と風下(左側)の関係で屋根に降り積もった雪が、稜線の雪庇のようになっていました。
この冬(2005年)の12月は各地に大雪をもたらし、谷川周辺でもかなりの積雪を記録していました。
しかし、講習会を行なう当日(2006年1月14日)は暖気が入り始めていて、夜は大雨、宿の屋根の雪がドスン、ドスンと地響きを立てて落雪するほど。
記録した写真は、雨が降る前の様子です。

雪自身の重力で垂れ下がり、引き延ばされている様子。

建物の上に積もった雪が・・・ 見事に! カールしています。

この造形には、雪庇形成と同じ原理が働いているようです。 風上は左側です。

空間にはみ出した積雪が、重力の作用で曲がり、垂れ下がっていく姿が見て取れます。

除雪車の屋根の上の雪も・・・。
ところで写真の犬は・・・ 若きチャンス(3歳3ヶ月)ですが・・・
捜索デモに備えて「暖機中?」です。
新緑の谷
ちょうど今頃、深い山の谷間では芽吹いた新緑が日々萌え広がっているところです。
眩しいくらいの新緑の森はまさに、生命の息吹そのもののようです。
遠くから見る萌える新緑も素晴らしいですが、近くで見る個々の新葉はまた違った魅力を見せてくれます。
新緑が谷間を飾る頃、高い山にはまだ雪が残っていて、また別の美しさを生み出してくれます。
北アルプスや南アルプスの奥深い谷間の渓流沿いの河原には、ハタザオと呼ばれる白い可憐な花がたくさん見られます。アブラナ科の植物でナズナに近い種類です。
かなり近くでないと風景の中に溶け込んでしまい、意外と目立たない存在ですが、その気になって探すといたるところに生えています。
黄色い花は「ミヤマガラシ」、ハタザオとは違いますが近縁の花です。
今から10数年ほど昔、この花のある場所に現れる「妖精」を写真に収めようと、一日中歩き回っていたことがありました。
その妖精の姿とは… このあとで。