東京周辺では桜が咲き始めました。しかし、山々はまだ冬の装いを脱いでいません。
それでも、北陸や上越の豪雪地帯では低い山々から次第に雪が消えていきます。
雪解けとともに雪で押しつぶされた枯野が顔を出します。雪がなくなると同時にフキノトウやカタクリが一斉に顔を出し、競う合うように花をつけ、一面カタクリに覆われる場所が北陸や上越の里山に多くあります。
そこに春の女神が訪れます。
春の女神… ギフチョウと呼ばれる春一番に目覚め、顔を出す可憐な蝶です。その昔、そんな春の女神に会いたくて何度も訪れたことがあります。そのとき出会った春の女神の写真を紹介します。
雪解け跡に咲くカタクリの花にとまった「春の女神」(ギフチョウ)