山と瓦礫と捜索犬
山の中、雪の中、瓦礫の中、鼻を使って人を探す犬がいます。 そんな「捜索犬」活動の一端と興味ある自然現象及びとっておきの写真などを紹介します。
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マチガ沢と一ノ倉沢

マチガ沢と一ノ倉沢


 12月29~30日、予定通り雪中捜索訓練のために谷川岳まで行ってきました。


 29日は天気に恵まれたので・・・  


マチガ沢出合にて 
 まずは、マチガ沢出合へ

 そして



一の倉沢出合にて
 一ノ倉沢出合まで



 いつもとは違って ちょっと遠いいですが、絶景を仰いできました。




 詳しくは・・・ また来年に!


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2009年最終普段の訓練 091226(1)

2009年最終普段の訓練 091226 その1


 向こう見ずなチャンスが現れた日、前半はいつものように基本強化の訓練を行いました。


 まずは・・・ ゴリラさんから


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 ゴリラさん?

 アップしてみます。

ゴリラさん
 ほら、やっぱり・・・。


 でも・・・ ちょっと違うような。 

 顔を見ないと・・・。



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 なんだ~  スタンプー君でした。

 でも、その後姿。 その動き・・・  なんとも。

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 おもしろい姿が印象的ですが、なかなかいいですヨ。


 次は久しぶりの若ゴールデン。

 「慣れていないヘルパー」に対してはまだ不安が現れるので、今日はいろいろな人に慣れることを目指しました。



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 臭いを感じて「ここにいる」ことがわかっても、すぐに咆哮できません。

 吠え始めると、距離をとります。

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 徐々にですが、「興味を持たせて、吠えさせて、いい思いをさせる」の積み重ねで、自信をもたせていきます。


 基礎強化の合間に、まもなく4ヶ月になる黒ラブとBOX遊びをしました。



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 まだ  なにがなんだかわかりませんが・・・

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 楽しく追いかけさせて、BOXの中についてきたら、褒めてご褒美・・・

 ただそれだけですが・・・。

 鬼ごっこ入門です。

 







気になる雪の様子

気になる雪の様子 


 今年の暮れも、例年行っている雪中捜索訓練を企画しました。

 この記事がアップする29日からの一泊二日でなじみの谷川岳周辺に入ります。

 気になるのは「天気」よりも「積雪」です。

 近年、年末近くになるまでほとんど雪のない状態が続き、ほんの1~2日にまとまって降り積もるパターンが多くなっています。


 今年も、18日から21日にかけての強い冬型で雪が降りましたが・・・  その後が・・・ 続きません。


 その様子は、気象庁が発表しているアメダス資料からみることができます。



2009年12月 湯沢の気温と雪の状態
 上図は、谷川岳の西方(冬型のときに風上側となる)湯沢の気温と降水量(気温が低ければ雪になります)、そして積雪の状態を、アメダスの資料からグラフにしたものです。

 18~21日の間、強い寒気の南下でようやく降雪を見ましたが、その後は雪は降らず気温も高めで・・・ 積もった雪もどんどん減っていっています。

 気温が氷点下であっても、積もった雪はしまってカサが減っていくのですが、24日以降は最低気温まで0℃を上回って、一部融雪、ざらめ雪化していることが想像できます。

2009年12月 水上の気温と雪の状態
 谷川岳の南に位置する水上は、冬型気圧配置の中で風下側になっていますが、強い寒気の入った18~21日の間にかなり降り積もった様子がうかがえます。

 こちらも、22日からは降雪なく、気温も上がり、雪がどんどん・・・ 減っています。

 

 さて、谷川岳直下の土合~天神平付近はどうなっているでしょうか。

 なにしろ、雪が少ないと「埋まる」ための穴もつくれません。

 湯沢と水上の積雪から希望的推測をして、その1.5~2倍くらいの積雪を期待しているのですが・・・ 

 大晦日から冬型が強まって大雪が期待できますが、30日に帰ってしまう私たちには関係ありません。

 

 しかし・・・

 例年、短時間短期間に降り積もる雪による雪崩事故が多発しているので・・・ 

 年末年始の入山者は要注意です。

 




「向こう見ず」な!

「向こう見ず」な! 


 12月26日は、訓練場を使った今年最後の訓練を行いましたが・・・

 捜索犬の訓練の最後にあったチャンスの記憶が「無鉄砲」「向こう見ず」の行動を生んでしまったようです。

 

 脚立は脚立でも・・・




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 近づけばいいってもんじゃないんだぞ! 

 

 その先・・・ どうするの?

 


 
 このときの様子はまたあとで。

タワー イルミネーション

タワー イルミネーション


 クリスマスの25日、夜の初め頃(旧「宵のうち」)・・・

 たまたま通った港区増上寺と東京タワーの間の道の脇に、タワーを見上げるたくさんの人がいました。

 
 「なんだろう」と思って車の窓から首をキツク曲げて見上げると・・・ 第一展望台にのマーク!

 「う~ん、これはちょっと価値ありそう」  

 迷った末に、路肩のパーキングが空いていたので車を止めて写真を撮ることにしました。


 すると・・・


DSC01286 編集1
 あれ~ 消えちゃった!  

DSC01290 編集1
 しかし、イルミネーションの演出は続いていました。

 きらめくイルミネーションと上部から移り変わるライティングなど、洒落た光の演出です。


 しばらく様子を見ていると・・・

DSC01298 編集1
 再び現れました!

 そして

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 ハートの回りをきらめく光が・・・


 思わぬ光景に出合えて、ちょっと得をした気分です。



 ところで、三脚なしでもなんとか撮れましたが、それにはちょっとした「技」を使いました・・・  内緒です。


 とはいえ、こんなときのために、車にはいつも三脚を積んでおくべき! と悔やんでいます。

 もっと綺麗に、リアルに撮れたはずです。

 






ペット博に行ってきました(2)

ペット博に行ってきました Ⅱ 


 チャンスにとって脚立は「うれしい所」です。


 なにしろ モテます!



きゃ~きゃ~~
  小さな子供から幼児まで


素敵なワンちゃん!「いやいや・・・」
 すてきなワンちゃん! 


 そして・・・


「ハイ、ハイ、順番にね」「こんな感じでいいですか~」
 「ハイ、ハイ、順番にね」「こんな感じでいいですか~」

 ちょいと、スターを気取ったり… 



「いや~困ったな」
 「いや~ 困ったな」 「デヘへ」

 困ることはないのですが・・・

「デレっと」脚立犬

 こうもモテると・・・ 

 どうしても・・・ デレ~ としてしまうようです。




ペット博に参加してきました END

ペット博に行ってきました(1)
ペット博に行ってきました Ⅰ 



 12月20日の日曜日、東京ビッグサイトで開催されているペット博2009 にチャンスと行ってきました。


会場の様子①
会場の様子②
 たくさんの人と連れだった犬たちで賑わっていました。

 
 しかし!

 チャンスの仕事は、いつもの・・・

「シャキっと」脚立犬
 シャキっと! 「脚立犬」です。


ご一緒に
 集まってくれた募金活動の仲間たちです。 
 


いやいやどうもどうも
脚立の上から 「いや どうもどうも」

おぬし何者!
 「おっ、お主 何者!」


 募金活動は・・・ 脚立の上は・・・ 決して辛いものではありません。


 いつものように? 「ウレシ、シアワセ~」な時間も・・・ 訪れるのですから。



(つづく)
捜索犬訓練 091219(4) END

捜索犬訓練 091219 その4



いいですね~! 

 経験豊かで安定した作業をしてくれるMダックスに、前記事で行った設定で捜索を行わせてみました。


 チャンスのように激しく動かない分、流れてくる臭いを慎重に感じ取るように見えました。

 パレットフェンス向こう側(内側)から流れてくる臭いを感じ、小型犬ゆえにパレットの隙間をぬって、いつのまにか・・・ 中に入り込んでしまいました。

MダックスSの捜索②
 チャンスのような大型犬と違って、低い位置での高鼻は「落ちてくる」「降り注ぐ」臭いを素直に感じ取れるのでしょうか?

 あまり無駄な動きをしないうちに、BOX上部から降り注ぐ臭いに注目して反応してくれました。

 最後は、「正解!」を伝えて、臭いに代わるご褒美を!

 





集中性と執着性の強化

 ハンドラーに意識が向きやすい黒ラブに、ヘルパーへの集中性と執着性を強化するための基本訓練を行いました。

黒ラブMの訓練⑤
 捜索中の黒ラブ、その作業性は安定していて意欲的です。

黒ラブMの訓練⑥
 臭いをとらえて、発臭源に近づいていきます。

黒ラブMの訓練⑦
 反応、咆哮を続けたあとしばらくヘルパーに集中、執着させました。その間にハンドラーが近づいてきますが、可能な限りヘルパーに意識を集中させ続けます。

 もちろん! 集中してくれたあとはたっぷり褒めて・・・ 充実感、達成感を与えてあげます。

黒ラブMの訓練⑧

 このような基本も必要に応じて行い、より良い反応性、集中性、執着性を目指します。




捜索犬訓練 091219 END

捜索犬訓練 091219(3)
捜索犬訓練 091219 その3


チャンス 臭いとりの観察

 臭いを感じ、とらえて、その臭いの来る方向、あるいはより強く感じるところへ近づこうと障害を乗り越えて
より強い臭いエリアに入り込むと、そこは室内捜索時によく見られる複雑な「臭いの移動空間」。

 犬(チャンス)の鼻は素直にその「移動する臭い」「こもる臭い」「降り注ぐ臭い」などに反応して、その元を探ろうと行動します(目と「頭」はあまり使っていないようです)。

チャンス 訓練⑦
 我々の目は、犬の動きと立体的構造や周辺の模様から臭いの元を「推理」しますが、犬はほとんど「鼻だけで」探し回ります。

チャンス 訓練⑧
 チャンスは強い臭いエリアの中で、一時ですが、臭いが外から来るかのように感じたようです。

チャンス 訓練⑨
 探し回る過程で、臭いが上のほうから流れ、あるいは注いでいることを感じ取りました。

チャンス 訓練⑩
 そして、さらに動き回りながら「上からの臭い」に確信を深めたようです。

チャンス 訓練⑪
 その出処に近づきたい! と思われる欲求行動を示しながら・・・ 咆哮します。

チャンス 訓練⑫
 「はやく! くれ~! くれ~!」と叫んでいるようです。

チャンス 訓練⑬
 ヘルパーが様子を覗いていますが、チャンスの頭の中はまだ「臭いだけ」の感じです。

チャンス 訓練⑭
 次から次と、新しい臭いの降り注ぐBOX上部に「近づきたい」というチャンスの様子に、脚立を登るか・・・
と見守りましたが、このパイプ脚立はちょっと手ごわそ。

 そこで、パレットを一枚寄せてやりました。

チャンス 訓練⑮

 やっと臭いの元に近づくことができ、ご褒美の麻布で遊んでもらいました。



 満足、満足。

 めでたし、めでたし。




捜索犬訓練 091219(2)
捜索犬訓練 091219 その2


 チャンスの捜索訓練のとき、どこに隠れてもらうか、どういう設定をしたらよいか迷うことがあります。

 いろいろな「作り物」はたくさんあるのですが… 場慣れしているだけにどうしても新鮮さに欠けてしまいます。


 そんなわけで、ついつい「困らせてやろう」という思考が働きます。


 そこで…  「そうだ!」「こうしてみよう」

 ということで


チャンス 訓練①
 パレットで囲った中のBOXを積み重ねて、上が開放されたところ()にヘルパーを隠してみることにしました。

 さらに、フェンスから中へは簡単に入れないよう工作。 

チャンス 訓練②
 フェンスの内側からの臭いを感じ、何とか「越えたい!」という行動が伝わってきますが・・・

 突破する場所が見出せません。

 あちこち探っているうちに、タイヤと角材でバリケードされた隙間を見つけて・・・

チャンス 訓練③
 今までのように飛び越えるのではなく、潜り込む方法をとりました。

チャンス 訓練④
 「う~ん・・・ 狭い!」
チャンス 訓練⑤
 「なんとか 行けそうですよ~」
チャンス 訓練⑥
 「ヤッタ~」


 潜り込み突破、成功です。


 人間の目で見ていると、犬は臭いをとらえて その出処(BOX上部あたり)がわかっているかのように見えますが、
嗅覚作業中の犬の視覚と周辺構造との関係認識は「ほとんどなされない」ようです。

 人間なら、それまでの経験から「あの辺りが怪しい」とか「この流れからすると・・・」といった「推理」が働きますが、犬にはそのような推理思考は・・・ ないでしょうね。

 まぁそういう思考はないにしても、経験から「臭いを辿る要領」のようなものを身につけていくことは確かなように思います。


 さて、囲いフェンスの中に入り込んだチャンスは、再び臭いの動きに惑わされるかのように探り始めました。


(つづく)
捜索犬訓練 091219(1)

捜索犬訓練 091219 その1


 さて、12月19日の訓練の朝は、この冬一番の寒さに見舞われましたが、朝からよい天気で風も穏やかでした。

 新しい犬や見学者もきて、しかし少な目の参加者で、じっくりとまではいかないまでも、やりたい&やるべき基本的な訓練を中心に行うことができました。


 まずは黒ラブから。

黒ラブMの訓練①
 この黒ラブ、ベテラン犬といえる作業性と意欲の持ち主です。 

 

 が・・・ 直したい、強化したい部分はまだまだあります。 ハンドラーとの関係もその一つです。

黒ラブMの訓練②
 臭いの出処をしっかり特定してくれますが・・・  その反応性や執着性にもっと磨きをかけたいところです。


黒ラブMの訓練③
 一段落して次の作業へ。 


黒ラブMの訓練④
 最後は簡易BOX捜索で、執着性を強化します。

 それは・・・ ハンドラーを意識させない、ハンドラーの動き(指示ではありません)に左右されないようにすることです。

  まずは、徹底的にヘルパーに意識を集中させること。 

 

 しかし、それは単純な訓練ではあっても、ヘルパーの技量に大きく左右される要素を含んでいます。

 ここは、警戒競技の禁足咆哮のやり取りによく似ているところかもしれません。



 黒ラブ捜索訓練強化のあとは、先週に続きベテランMダックスに小屋に隠れたヘルパー捜索をさせました。

MダックスSの捜索
 ヘルパーは小屋の中の白↑あたりに潜んでいます。

 風の流れは小屋奥から手前に向かって弱く流れていて、このMダックスは離れたところから漏れ出す臭いを感知、
意外なほど早くに! 写真の位置に到達して屋根下の隙間から流れ出る臭いを見出して咆哮しました。


 小型犬の不利な条件下で、「お見事!」と言いたい作業性です。





捜索犬訓練 091219(つづく)

12月19日の訓練は・・・

12月19日の訓練は・・・


 めずらしく・・・ しぶとく強い冬型が続き、日本海側を中心とした各地の大雪の様子がニュースになっています。

 今から4年前の2005年の12月も強い冬型が何度も現れ、各地に大雪をもたらし、年末には新潟県津南町で
積雪324cmを記録・・・ といったことがありました。

 しかし、その翌月からは暖冬ぎみで・・・。



寒い朝 


 さて、19日の朝は放射冷却も手伝ってよく冷えました。

 捜索犬訓練場(埼玉県富士見市)の訓練用タイヤに溜まった雨水がかなりの厚さで凍っていました。


 富士見市というくらいで・・・ もちろん富士山が見える場所があります。

 ということで・・・

朝一番で瓦礫山に
 早速高台(瓦礫山)に登ってみました。

 富士山、見えることは見えるのですが・・・

朝の富士山
 ここからは、こんなもん・・・ でした。

 あ~なんとも 邪魔な建物、そしてそれ以上に邪魔な・・・ 電線!

 日本の景観を一番悪くしているのは「電線」です。
 しかも、今や電気を運ぶ電線以上に蔓延る「通信線」。インターネットやケーブルTVの普及でその姿は益々見苦しくなるばかり・・・。

 その様子、まるでこの瓦礫山に蔓延るクズのつたのようです。


まもなく冬至 

 まもなく冬至、太陽高度は低く長い影をつくります。


正午の影
 ちょうど正午、影はこんな感じでした。

 厳密には日本の正午とこの場所の南中とはズレがありますが・・・ 影の様子に変わりはありません。





もうすぐクリスマス 

 あまり・・・ 縁のない現況ですが・・・

 きれいなイルミネーションが目に入る今日この頃。


 訓練場から帰路の途中にも大きなクリスマスツリーがあります。

クリスマスツリー①
 ホテルの窓明かりを利用したものですが・・・ 

 点滅している赤い光があります。 そのリズムをうまくとらえないと、なかなか写真に入ってくれません。

 ようやく

クリスマスツリー②
 入ってくれました。 ほんのちょっとした色合いですが・・・ あるとないとでは大違いです。


 さらに

クリスマスツリー③
 接近して間近に写しますが・・・

 スローシャッターでブレが大きくなってしまいました。


 

 ところで、19日の訓練は・・・  次回に。





雪崩講習会を受けましょう
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ようやく降雪!

ようやく降雪! 



 ようやく 雪 実感! 

 なまぬるい冬から、厳しい本来の冬の姿が続いています。

 
 17日午後3時(15時)の地上天気図(気象庁資料より)をみると、西高東低の冬型。大陸のシベリア高気圧もしっかり育って・・・

2009年12月17日15時の地上天気図
 日本海の小さな低気圧や、やや寝た等圧線が「里雪型」を示していているようです。

 山岳地帯も降りますが、平野部でもしっかりと(?) 降る感じです。


 降っている様子は…

2009年12月17日15時のナウキャスト
 こんな感じです。 (気象庁HPレーダー降水ナウキャスト 17日15時より) 

 降雪(降水)の強い部分(濃い色、青よりも黄、赤)が西から東に向かってやってくる様子がわかります。

 降雪は、発達した雪雲によってもたらされますが、衛星画像をみると「なるほど、なるほど」の雲の様子。

2009年12月17日15時の赤外画像
 17日15時の衛星赤外画像(気象庁HPより)の本州付近の様子。

 日本海で生まれた雲が筋状になって、西から東に向かっています。雪(雨)は移動してくるこの雲の下で降っています。


 さて、いつまで続くか・・・。



2009年12月17日9時の500hP天気図
 前図より9時間前の17日9時の上空約5500m付近の天気図(気象庁資料に基づく)に寒気の様子が書かれています。破線は、青が -36℃、紫が-42℃(一級の寒気)です。



 上空の寒気を運ぶ大きな低気圧の移動次第。ゆっくり東へ移動していますが・・・ 今週いっぱいこの形が続きそうです。

 

 雪雲が到達する山は・・・ 雪山らしくなります。

 ということは、雪崩の危険も・・・  

 この雪が収まって落着いたあとに降る次の雪の後、そしてまた次の雪の後・・・ が危なくなります。

 

 

 

 

捜索犬訓練 091213(2)

捜索犬訓練 091213 その2


 若い犬たちに、藪を下っての簡易なBOX捜索を行いました。

広域の中のBOXで
 捜索意識が続けば、鼻を使って探し出してくれます。

 しかし、その捜索意識が他の「何か」によって、消されたり、弱まったりすることが若い犬にはありがちです。

 その「何か」をも気にさせないように・・・ 夢中にさせる、訓練の積み重ねが大切です。



ここはどこ? 

 若い犬には、いろいろな場を体験をさせておくことが「強さ」につながります。

 捜索過程だけでなく、たどり着いた「発見場所」に対してもいろいろな場面を想定して慣れさせておくことは、
いざというときに役立ちます。


 というわけで、たどり着いたところはこんな状態でした。

広域内のドラム缶
 なんのことはない ドラム缶が転がっているだけですが・・・

 実に変な隠れ方をしていて・・・ 若い犬には初めての体験です。



ドラム缶②
 でも、大丈夫でした。

 足元でしっかり吠えてもらったあとに、ご褒美をあげるのですが・・・ かなり苦しい体型で・・・

 褒める言葉も、ドラム缶の中で響き渡り、いつもとかなり違った体験になっていることは確かです。


ドラム缶①
 さらに若い トイプードルですが、不気味な隠れ方をしていても問題ありませんでした。

 ご褒美をもらうために! 不安になりそうな声が響くドラム缶の中でも平気でやってきてくれました。

 もちろん、撮影するときのストロボには全く反応せず、問題ありません。

 



おまけ
こんなスタイルで撮りました
 今回は・・・ こんなスタイルで、褒めながらご褒美を与え、撮影しました。


 ドラム缶は小柄な女性でないと中にすっぽり入れません。



 今後も、違ったバージョン、普段と違うヘルパーを使っての体験訓練を続けていきたいと思っています。





捜索犬訓練 091213(1)

捜索犬訓練 091213 その1


 前記事では、捜索犬の訓練時に現れた 秀でたクライマーの卵に見とれてしまいましたが・・・

 もちろん、犬の方の訓練もやりました。


新しいGR
 新しく参加したゴールデン(♀)は、だいぶん「重い」のですが・・・

 基本的な服従作業もでき、初めてのかくれんぼも「意欲」が感じられました。もちろん、まだ吠えられませんが・・・。

 身を軽くして! 続ければ・・・ 将来有望株とみました。

 




ベテランMDの高位置捜索
 久々に訪れた ベテランMダックス。

 感度、作業良好で、高い位置の臭いをしっかりととらえてくれました。



 このあと、若い犬たちに違うバージョンでの訓練を行いましたが、それは次のブログにて。

 

 



天才クライマー 登場?

天才クライマー 登場? 



 一昨日、犬を登攀&捜索させる施設を使って、若いゴールデンがハンドラーとともに訓練していました。


ピラミッドにて


 すると・・・


ピラミッドにて②

 ゴールデンもびっくり!


 この女の子、指示されることなく自分の判断でたくみに手足を使い・・・ 登っていきました。 

 もちろん、下には私を含む大人が危険のないよう見守っていました。


ピラミッドにて③

 そして、その身のこなしとバランス感覚は・・・ 

 さまになったクライマーの姿・・・  基本が なっちゃってます!


クライミングの基礎? 

 その天性の素質に脱帽!

 しかも・・・

 3歳になったばっかり!


 こりゃ、磨きをかけたら・・・ 近い将来・・・ すごいです。


 残念ながら(?) 犬ではありませんので・・・

 当面は、幼少被災者役や行方不明者役にお願いしようと思っています。


網といえば 網渡り
網といえば 網渡り 



 以前、網状のところを登った記事(こんなことあんなこと)をアップしましたが、それ以前に誰もいないアスレチック施設を使って、先代犬ビンゴは「網渡り」をしたことがありました。


ビンゴの網渡り①
 よ~し、来い。 「いきますよ~」「ちょ、ちょっとまって・・・」 

ビンゴの網渡り②
 よ~し、いいぞ~!  「思い切りが大事・・・ なのですね」

ビンゴの網渡り③
 そうそう、その調子!  「それ~」「たいしたこと・・・ ないす」

ビンゴの網渡り④
 よしよし!  「なんの なんの」

ビンゴの網渡り⑤
 もう一息!  「わかってまっすよ~」

ビンゴの網渡り⑥
 えらいぞ~!  「へっへっへ・・・」



 こういう施設、あればできるだけ経験させたいと思っています。


 もちろん! 迷惑にならないように・・・ね。


 
 だがしかし・・・ 残念ながら、チャンスにはまだ施していません。 




石垣網崖登攀

石垣網崖登攀


 もうかれこれ7年前、チャンスが生まれる少し前、先代捜索犬ビンゴが9歳のとき、富士山吉田登山口近くに行ったことがあります。


 そこには・・・ 当時のビンゴが登れそうな石垣網崖がありました。


 そこで  「ノボレ」といったら・・・


 登り始めました。



ビンゴ石垣網崖登攀①

ビンゴ石垣網崖登攀②

ビンゴ石垣網崖登攀③

 しかしそこは、上から見れば・・・

ビンゴ石垣網崖登攀④


 そして、傍から見れば・・・

ビンゴ石垣網崖登攀⑥

 広角で撮影されているのでオーバーぎみに見えますが、かなりのところでした。(撮影 KT氏)



 この当時、それまでのビンゴの悪場登山経験が生きていたことは確かです。

 果たして、チャンスは行けるでしょうか。


 残念ながら、チャンス この場にはまだ連れて行ってはいません。




 ※ 万一の際、網崖は犬の脚先や爪が引っかかって大変危険です。まねはしないでください。

リラックス タイム

リラックス タイム



 献血で疲れたというわけでもありません。

 疲れていようが、疲れていないときであろうが、ゴロンと休んでいるチャンスは・・・


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 いつもこんなものです。

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 眉毛のあたりにクボミがあるため、上から照明があたっていると…

 ものすごいトボケ顔に見えます。 顔だけでなく… オツムまで。


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 普段こんなことはさせないのですが・・・

 
 弁慶のような・・・ 利休のような・・・



 たまには、その可笑しさゆえに・・・

 許してつかわす!

 

 しかし、こんなんで、この先・・・ 

 雪の中で活動&寝泊り、大丈夫だろうか・・・。

 


チャンスの献血

チャンスの献血


 12月6日の訓練の帰りにホームセンターに立ち寄り、その後いつものように帰路を進んでいると、捜索犬関係者から電話が入りました。

 馴染みの方の犬(黄ラブ)が病気疾患中で貧血状態に陥り危険な状態、献血してくれる犬を急いで探して欲しい、という内容でした。

 現在その犬は、私の帰るルートから比較的近い動物病院にいるとのことで向かうことにしました。
 ホームセンターに立寄って時間がずれたことが直ぐに対応できることになった、というのは幸いでした。

 地図を開き、病院の位置とそこへ行く最短裏道ルートを調べて向かいました。

 その途中、「病院まで比較的近く」、「比較的若い大型犬」の飼い主何人かに、連絡メールを送りました。


夜の動物医療センター
 思ったよりも早くたどり着いた動物病院には、すでに知り合いの黒ラブが1頭待機していました。

 具合の悪いラブは待合室の床に家族に付き添われて伏せっていましたが、飼い主が補助すれば動ける状態でした。


 獣医さんの説明をもらい、先に着いた黒ラブとチャンスから採血が行われて、血液型の適合検査が行われました。
 結果、2頭とも輸血可能との判断で、体重あたりの献血可能分量から1頭に付き300mlを採取することになりました。

 う~ん、大型犬としても 300mlとはなかなかの量。
 でもまぁ、血の気の多いチャンスなら 問題ないでしょう!


 チャンスと黒ラブともに併行して採血できるとのことで、獣医さんと看護士さんへ犬を委ねました。


たくさん集まってくれました
 チャンスたちが採血している間に、連絡を受けた飼い主の犬たちが何頭もやってきました。

 久しぶりにお会いする馴染みの方も多くいらっしゃいました。


 獣医さんから、今日明日の輸血量としては確保(600ml)されたので、輸血後に免疫反応をみながら必要な献血(時間がけっこうかかる)をしたい
との説明があり、ご足労頂いた皆さんには申し訳ないですが・・・と、ドナー登録だけしてもらうだけになりました。

 もちろん、献血したチャンスも登録です。



献血を終えたチャンス
 300mlの血を抜いてもらったチャンス、少しはおとなしくなっているかと思えば・・・

 たくさん訪れている犬たちに興奮を隠さず・・・  全然!変わりません。


 夜9時をまわり、皆さんとお別れして帰路につきました。

 輸血を受ける犬の飼い主さんからチャンスの様態を心配する連絡がありましたが、「元気で変わらず、大丈夫!」
と安心してもらおうと返事をしますが、それでも心配は消えないようです。



献血して帰宅したチャンス

 自宅に戻って、いつもよりも「栄養アップ」フードを食べて 満足?

 献血後の包帯は止血するまでの一時的なものです。


 翌日も! いつもと変わらぬ元気なチャンス。


 「健康と体力」がとりえ?  いやいや、多少なりとも人様(犬様)に貢献できて・・・ 

 よかった、よかった。





捜索犬の訓練日和 な・の・に

捜索犬の訓練日和 な・の・に


 12月6日、怪しく不気味な雲に遭遇したその後は、微風、快晴となり、捜索犬 この時期としては快適な訓練日和になりました。

 しかし、参加した犬はチャンスを含めて3頭だけでした。


 そこで、基礎訓練をしたあとしばらく・・・ 普段できない「移設整備」を行いました。



Before
1 配置変え前
 先日まで何度も利用したパレット囲い捜索訓練施設。 

 しかし、せっかくの「広い場」が別の訓練に生かせません。

 



After 
2 配置変え後
 場所を移すべく・・・ えっこら、えっこらパレットを移動し別の場所に。 ややコンパクトにまとめましたが、基本的には同様の訓練ができます。

 とはいえ、この施設・・・ 「可逆」「可塑」「可除去」性です。


 移設労働のあとは・・・


3 お餅いりお汁粉
 搗き立てのお餅入り・・・ 10人分くらいはありましたが・・・ 3人で食べました(全部ではありません)。


 食事のあとは・・・

 新しく移動、設置したところで基礎訓練。


4 変更後に(GRL)
 お汁粉と搗き立てのお餅をもってきてくれたハンドラーさんのゴールデン。

 最近調子が上向いていて、なかなか良い作業をしてくれます。


 「かわりばんこ」で、今度はそのハンドラーさんにヘルパーをたのんで・・・ 

 「チャンス 出番で~す」

5 変更後にチャンス①
 周辺の構造のせいか、風上側で臭いを察知してパレットフェンスを越えようと画策(?)していました。



6 変更後にチャンス② ありゃ
 ありゃ~  勢いあまって積んだタイヤに頭を突っ込んでしまいましたが・・・。

 その直後抜け出し・・・。



 と・・・ 

7 変更後にチャンス③ あれま 
 あれま~  だいぶん慣れたと見えて、飛び越えて入り込みました。

 場所を変えても、障害の状況を変えても、「おおまか似た状況」では今までの訓練の経験が生きてくるようです。

 やはり・・・

 「やったことがある」と「やったことがない」では、犬の行動の大きなファクターとなることは確かです。



 最後に、長く使っていなかった竪穴にヘルパーが潜み、簡易な捜索をさせました。

 夏の間に蔓延ったクズのつるで蓋にするパレットが固定されていて、隠れてもらうのに難儀しましたが・・・。

8 チャンス捜索①

9 チャンス捜索②

 発見咆哮。 これでチャンスも 満足!


 

 12月6日の労働&訓練おわり… と、いつものように帰路に向かいましたが、その途中急を要する連絡が入りました。

 「チャンスの健康と体力が役立つ」とは、思いもよらなかったことでした。

 

 (つづく)

 

ちょと不気味な超低空雲に遭遇

ちょと不気味な超低空雲に遭遇 


 12月5日の午後から夜に降った雨も夜半にはやんで、急速に回復し星が出ていました。
 6日の朝は快晴で雲ひとつない空でしたが・・・。

 東京方面から川越街道に移動し西に進んでいくと、朝霞市あたりから西側に南北に長い灰色の雲が堰のように現れました。

 なんだろう、これはちょっと変。 おかしな雲・・・。  

 運転しながらその異様さを感じ、確認するために路肩に停車して写真を撮りました。

津波のような低い雲が押し寄せてきた!
 実は、車で走りながら気づいときに見えた雲はもっと堰のよう、まるで津波が押し寄せてくるような感じを受けましたが、
その場所よりだいぶ進んでしまってからの撮影です。(9時20分)

 全体像は見えませんが、えらく低い雲が西から東(手前)に向かってきているように見えます。


雲の波際近くに接近
 雲の先端近くに近づきなながら、何か不気味さを感じざるを得ませんでした。(9時21分)

波の先端近くの地上?
 かなり低い雲であることが感じとれますが、地上とはつながっていないようです。(9時23分) 

 雲の直下なのか、周辺の高い建物の上部は霞んでいました。

R254溝沼付近
 旧川越街道朝霞市溝沼付近から見た空の様子です。(9時26分)

 高い建物は霞んで雲の底の一部に飲み込まれている様子が走る車から見えたのですが・・・

 いざ写真を撮ろうと撮影地点を探すと、視界のきくところがなかなかありません。

雲の下?霞む建物
 交差点の先の建物が霧のように霞んでいまいた。(9時28分)

 雲が地上に達すれば、それは「霧」ですが・・・。

分散・発散
 もっとひどくなるかと思いましたが、時間と共に雲全体が分散、発散して薄れていくようでした。(9時29分)

 超低空を覆う雲の中を進みましたが、いわゆる「曇り空」や「濃霧」状態にはならず、日の光は感じていました。

 雲の厚さはあまりなく、たぶん超低空をじゅうたんのように覆っていたのでしょう。


 埼玉県富士見市内にある訓練場に着くころには、地上に陽が差し、雲もだんだんなくなっていきました。

立ち上る靄(もや)
 昨夜まで降り続いた雨で濡れた地面(草地)からは、湯気のようにもやが立ち上がっていました。(9時49分)

 11時頃には雲も完全になくなり、快晴の訓練日和になりました。

 



気象衛星の画像から


 今回の地上近くの超低空雲の様子、もし数百m上空から見たら、多分・・・
 綿の様な雲がべったりと地上を這うように見えるだろう なぁ なんて想像しました。

 山で見る雲海のような感じだろう なぁ と思うのですが、見ることは叶いません。


 そこで、気象庁のHPから気象衛星の画像を調べてみました。

 その一部を切り取って拡大すると解像度はとても悪くなってしまいますが・・・
 
可視&赤外画像 200912060900
 上は6日9時の画像です。埼玉県南部に今回遭遇した雲らしき姿が見えました。

 左は可視画像(私たちの目で見るのと同じ)、右は赤外画像(高い温度ほど黒っぽく、低い温度ほど白っぽく写っています)。

可視&赤外画像 200912060100
 上は 10時の画像です。 かなり明確に写っていますが、私のいた場所とは少し離れていたようです。

 可視画像で白く見えるということは、太陽の光を反射する明確な雲のあることを意味し、
 赤外画像で薄くぼんやり見えるということは、温度が高めの低い雲であることを意味しています。

可視&赤外画像 200912060110
 11時の画像には雲らしきものは全く写っていません。


 気温の上昇と共に消え去った、規模の大きな層雲の一種だったのかも知れません。



 それにしても・・・ ちょっと


 Bu Ki Mi

黒ラブの子 参上!
黒ラブの子 参上! 


 普段と違う訓練日の11月最後の日曜日、新しい黒ラブの子犬が来ました。


新参者登場①
 子犬はいつもみんなの人気者です。 たくさんの人たちに抱っこされました。 

新参者登場②
 なかなかのカメラ目線! 

新参者初歩鍛錬
 いじめている写真ではありませんヨ。

 初歩的な「言うことをきかせる」「我慢させる」ことのノウハウをやっているところです。


興味津々
 車の中にある物に興味を示しています。 いいですね~。

 麻布の引張りっこも いいですね~。


ダンベルはいかが?
 ダンベルはいかがですか? 

ダンベルお気に入り?
 ダンベルを気に入ってくれました。 いいですね~!

 こちらが望むことをしてくれたときは・・・ もちろん! ほめて、おだてて、ほめて また ほめて!

いいね~!
 まだ、動作や意味を理解していませんが、さまになってます。


 さ~、これからの数ヶ月で決まることが多いぞ~。

 飼い主さん、うまくやってくださいよ~。



捜索犬 いつもとちょっと違う普段の訓練 091129
捜索犬 いつもとちょっと違う普段の訓練 091129


 今回は、新潟や長野の地元で活動されている捜索犬の方と親交や情報交換を兼ねて訓練を行う機会をつくりました。

 天気は朝から曇って寒いという予想でしたが…。


①朝、天気が良くてよかった!
 「寒い一日」を覚悟して、「お汁粉」まで用意してやってきてみれば・・・  うれしい天気でした。

②遠くから大きな車で
 遠路訪れた皆さん、大きな「住める」車でやってきました。

 うらやましい! 


③みんなで休止
 初めての黒ラブたちと…   写真下にチャンスはいないようですが、変なところに写ってます(一部欠け)。


④ここは初めての犬たち
 普段私たちが訓練している環境の中で、いろいろと試してもらいました。

⑤ここは初めての犬たち
 基礎的な訓練も行いました。

⑥チャンスも
 チャンスたちもやりました。 「初めての人の臭い」はめったに得られない貴重な機会です。 

⑦小屋の中に
 写真ではチャンスのように見えますが、実はもっと「品のある」女性犬です。

 小屋の中からの写真は、中に入ろうとしている黒ラブの姿です。



 普段と同じ訓練場でも、普段と違うヘルパーや犬たちと行う訓練は、いろいろと得るものの多いものです。


 いろいろな意味で、井の中の何とやら にならないように・・・

 これからも、「良き刺激」「視野を広げる」外との交流を大切にしていきたいと思っています。



室内捜索訓練 091122(2) END

室内捜索訓練 091122 その2


 午前中、基本的な室内捜索を行いましたが・・・

 普段「外での捜索」に慣れている犬が、外気流入等気流の流れのない密室状態の中にいきなり入れると
多くの場合「興奮状態」に陥るようです。

 そこで午後は・・・

 室内捜索の独特の状況に「慣れさせ」、クールダウンさせて丁寧に「鼻をつける」意識をもたせることを
主眼に行いました。


 さらに、同じ階の独立した二つの別部屋をうまく利用して

 ① 室内に外気がある程度流れる状態の中での捜索
 ② ①よりもわずかに気流の流れる状態の中の捜索
 ③ 完全に締め切った状態の中での捜索

 というふうに進めました。
 

⑧別の場所で(MDとTP)
 壁際に鼻を近づける意識が出てくれば、ヘルパーからの「濃い臭い」を見いだすことができます。

⑨鼻をつけて臭いをとらせる意識付け
 このように指示した箇所に鼻をつけて、丁寧に嗅ぎ取る意識を強化してやることも、
良い結果につながります。



お風呂場の中の浴槽 

 室内の臭いとりの「復習」を行ったあとに、お風呂場の浴槽にヘルパーを隠し、捜索させることにしました。

⑪お風呂場の浴槽に潜む
 こんな感じの浴室&浴槽です。

 ハンドラーには室内のどこにヘルパーが隠れているか教えていません。


 さて

 犬もハンドラーも、外から室内に入ってすぐの浴槽を意識することはありませんでした。

 犬は、室内のあちこちを探り、動き回りますが、明確な臭いを見いだせません。

⑫風呂場に反応し、浴槽に反応(GRM)
 移動するうち、ふと感じる濃い臭いに反応して・・・ 狭い浴室に向かって吠え、その後
浴槽の強い臭いに対して吠え始めました。


⑬浴槽の臭いをとって(TPK)
 このトイプードルは、浴槽から出る臭いを感じて吠え始めました。

 ただ・・・ 予期せぬ「水」を差されてしまい「不安感」が発生。

 その「水」とは!

 彼自身が意欲的に浴槽に向かって立っているときに起こりました。
 それは、爪で壁をこする「シュ~」という音でした。

 立ち上がって、浴槽に爪が当たりますが、それが滑って音を出したのです。

 自分がつくった、自分が出した音ですが、若いこの犬にとってその音は「原因不明の変な音」
だったようで、気持ちが萎えてしまったようです。

 最後は、自信をもたせて吠えさせ、おおいに褒めてあげましたが、一見どうということのない
刺激が「犬の意識を変えてしまうほどのもの」という一つの例でした。



⑭風呂場から浴槽に反応(LRM)
 浴室が狭いので、浴槽からの臭いも浴室全体からの臭いととらえても間違いではありませんが、
やはり、臭いの出処を見いだして吠えることがベターです。

⑮チャンスの室内③浴槽
 チャンスも臭いの出処を見いだしてくれましたが、チャンスの悪いところは
必要以上に「潜り込もうとする」ことです。


⑯狭い浴槽にお疲れ様!
 古い団地の浴槽は小さくて・・・ 小柄なヘルパーさんでも潜んでいるのはキツイところです。

 長い間ありがとう、お疲れ様でした!



 

室内捜索 091122 END

室内捜索訓練 091122(1)

室内捜索訓練 091122 その1


 去る11月22日、都内の古い住宅の建て替え予定現場を使った「室内捜索」の訓練を行う機会を得ました。


①本日の訓練現場
 古い団地の建物です。


 階段を辿って1~4階まで、各階2部屋で合計8部屋ありますが、今回は基礎的な室内捜索訓練を主体に行いました。

 



よく見られる臭い反応


 室内の一角にヘルパーが隠れ潜んでいるとき、そことは別のところに向かって犬が吠えることがあります。
 それには、理由があり「吠える姿」を見て「なるほど」と思える場面をよく目にします。


②押入れに隠れたヘルパーからの臭い(イメージ)
 部屋が締め切られていて、室内に外からの通気がないと、隠れたヘルパーの臭い(室温より高い)は上図のように、隙間から漏れ出し、
天井近くを流れ、窓際や壁から下降するように移動(対流)していきます。 臭いの一部は部屋の温度と同じになって、隙間から下に
落ちていきます(臭い物質は基本的に空気より重いのです)。

 ただし、この図は「外からの熱」が入ってこない条件でのことです。
 何故なら、今頃の季節で人の住んでいない住居は寒いほど冷えていますが、窓から日光が差すような場合は温まった場所に上昇気流が
起こるから、対流は図のイメージよりだいぶ複雑になります。

③壁と窓際の間に反応する犬~押入れに反応する犬
 この日は時折雨がパラつく寒い日でした。その結果、前図のような状態になっていて、多くの犬はまるでそこ(窓際の壁)から
「人の臭いがでてくる」かのように吠え続けました。


 経験を積んで、臭いの流れてくる状況に「違う」と感じたり、その臭いの元を探ろうと壁際に鼻をつけたりできれば、吠えているその場所が
探すべきところでないことがわかるのですが・・・。



④室内に漂う臭と犬の反応(イメージ)
 犬自身が興奮してしまうと、その動きで部屋の空気が動き、臭いも分散、拡散してなかなか掴めなくなりがちです。

 落着いて、ある程度静かに探してほしい… と願っても、意欲ある犬ほど感じる臭いにイライラして、行ったり来たりとさらに興奮していくようです。

 ちょっとでも・・・ クールダウンして、鼻を壁際に近づけながら探してくれればよいのですが・・・。



⑤押入れ付近に鼻をつけて探る(イメージ)
 こんな感じで探ってくれれば、対流で飛散してくる臭いに惑わされずにすむのです。




⑥押入れに反応する犬①
 壁面や襖などに鼻をつけてくれれば! 嗅ぎ取ろうとしてくれれば!

 特定できるのです!






 それにしても・・・ チャンスは!


 建物の外からチャンスの吠える声が聞こえてきましたが、ヘルパーの潜んでいる部屋とは別の部屋あたりからでした。

⑦チャンスの室内①
 それにしても、いつまでも吠えているチャンス。その状態を確認するために部屋の中に入ってみれば… 
 案の定、ヘルパーの潜んだ部屋から離れた別部屋で吠えていました。

 しかも押入れの上段に登ったり降りたり、興奮しながら・・・。


 このあと落着かせて、壁際に鼻をつけるように促して臭いを辿らせ、臭いの出処を見出してもらいましたが・・・。



 それにしても 何故?

 一つは、複数の犬の捜索と、ハンドラーが出入りしたあとに捜索したことで、室内の空気がかき混ぜられヘルパーのオリジナルな臭いが
拡散、分散されたこと。
 一つは、興奮しやすいチャンスが自身で部屋内を激しく行きかい、室内の空気と臭いを掻き乱したこと。

 その中で、もしかしたらヘルパーの潜む部屋から移動した臭いの一部が別部屋の上部に溜まっていた…
のかも知れません。

 「そこで吠えていた」確かな理由はわかりませんが、室内捜索ではなるべく静かに、落着いて行動してほしいものです。


 遠隔、単独行動での条件下、今のチャンスにそれを求めるのはちょっと難しいのかも知れませんが・・・。





室内捜索(つづく)




捜索犬 普段&不断の訓練 091121(3) END
捜索犬 普段&不断の訓練 091121 その3


 あたらしく作った瓦礫内隠れ場所の捜索も、まずは…
 臭いのとれない、あるいは指示したエリアを探らせます。

 とくに、チャンスには。

チャンス捜索①
 「鼻作業」はじめました。

チャンス捜索②
 草原エリアの中も「鼻作業」。

チャンス捜索④
 臭いを感知、「どこだ~!」の鼻作業に任せます。

チャンス捜索⑤
 「ん~ん、このあたり」「ここだ、ここだ!」 

チャンス捜索⑥
 「そこにいるのはわかっている!」「早く!くれ~」「はやく(ワン)、はやく(ワン)、はやく(ワン)ワンワンワン!」


 新しい設定でも、臭いを求めて探し出す捜索という作業そのものは決して難しいものではありません。

 見た目では難しそうでも、臭いの実は「透け透け」状態。


 普段訓練している場所で、「探し出すのに困難あるいは難しい」という設定をすることが「実は一番難しい」ことかもしれません。



 真に難しい捜索の一つ「瓦礫の下から漏れ出すわずかな臭い」をなんとか設定して、その訓練をしたいと・・・ 
 常日頃思ってはいるのですが・・・。




捜索犬 普段&不断の訓練 091121 END
捜索犬 普段&不断の訓練 091121(2)
捜索犬 普段&不断の訓練 091121 その2


 新しい瓦礫の隠れ場所は、その構造から「新しくても臭いはたくさん」出る構造なので、臭いを探すこと自体はむずかしくはありません。

 すぐには臭いを感知させず、遠くから迂回してからとらせるようにしました。

Gシェパ捜索①
 風下に回れば、犬はすぐに感知し、強い臭いの元へ辿り着きます。

Gシェパ捜索②
 臭いの出処を特定し… 写真のように反応(行動)すれば good ! です。


 瓦礫そのものに「苦手意識」のある若いゴールデン。 出番ですよ~。

若GR捜索
 この場合は、ハンドラーと一緒に瓦礫に登り、比較的近くから臭いをとらせてやります。


 まだ「自信付け」が必要ですが、「平らたい地と同様に」を目指します。




捜索犬 普段&不断の訓練 091121(1)

捜索犬 普段&不断の訓練 091121 その1

 楽しかった吊橋ツアーもおわり、再び「楽しい」基礎訓練です。

 



富士見① チャンスこれから  

 まずは、不安定台座で マテ~。



 コ~イ!
  
富士見③ チャンス!

 「ハ~イ、来ましたヨ~ 」

 

 ノボレ~!

富士見② チャンス板壁
 

 「お安いご用で!」 「はいヨ~、それ!」

 




新鮮設定

 

 新鮮な訓練を心がけて、瓦礫の中に隠れ場所をつくることにしました。


富士見④ 新たな設置
 よいしょ、よいしょ! 瓦礫材料を運んで… こんな隠れ場所をつくってみました。


 さて、誰から始めますか?


(つづく)

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