山と瓦礫と捜索犬
山の中、雪の中、瓦礫の中、鼻を使って人を探す犬がいます。 そんな「捜索犬」活動の一端と興味ある自然現象及びとっておきの写真などを紹介します。
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雪崩講習会研修 2011(10)
雪崩講習会研修 2011 その10




午後のシュミレーション


 2月12日の午後のシュミレーションは、宿に泊まっているカメラマンの家族から「時間になっても戻らない」旦那さんの捜索依頼、というシナリオから始まりました。


雪崩講師研修(29)
 行方不明者奥さん役のKSさんが・・・ 助けを求めてきます!

 必要な対応をしたのちに、入山した方角に向かってビーコン反応を調べていきます(遭難者はビーコン装着という仮定)。



雪崩講師研修(30)
 新雪が深く積もっていて、積雪の安定性のチェック、現場周辺状況(安全性)の把握も重要です。

 作業分担して、埋没している遭難者を捜索。

 プロービングののち、特定部位を掘り下げ遭難者役(ダミー人形のときも)が入ります。


 しかし・・・ 一刻を争う「埋没者の掘り出し」ショベリングは・・・


 交代しながら行いますが、とてもキツイ作業です。



 掘り出したときの遭難者の状態は、班によって異なり、それぞれの状態に応じて必要な措置が行われます。


 OS先生が、処置の様子を見て、ときどき「天の声」を演じてくれます。


雪崩講師研修(31)
 シート梱包後、安全地帯まで搬送を行いました。

雪崩講師研修(32)
 このときの搬送者はダミーなので軽いですが、ヒトの場合はかなり… キツイ場です。


雪崩講師研修(33)


雪崩講師研修(34) 
 ザックの腰ベルトを利用した頚椎固定。


雪崩講師研修(35) 
 第1班、シュミレーション終了。




 このあと、私たちの班がシュミレーション訓練を行いましたが、掘り出した遭難者は

 エアポケットなし意識なし脈ナシ(心肺停止状態)という設定!

 初期評価後、胸部圧迫を開始、その間、パーティーの1人が宿にAEDを借りに行き・・・

 雪中でAEDを操作するという・・・ なかなか・・・ 訓練でも経験できないようなシナリオを実施しました。



 このような訓練は、何度か条件を変え、何度も繰り返すこと・・・  

 それが一番です。



雪崩講習会研修 2011(つづく) 
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雪崩講習会研修 2011(9)
雪崩講習会研修 2011 その9




スノーマウント


 積雪が多くても少なくても簡易につくれる「かまくら」がスノーマウントです。

 とはいっても、要領よくつくらなければなりません。


雪崩講師研修(24)
 ザックを寄せ集めてシートをかぶせ、その周りを雪で埋めて行きます。


雪崩講師研修(25)
 小さな雪山が形成されたら、底部~深部を掘り起こしていきます。


雪崩講師研修(26)
 掘り起こしは雪洞づくりと同じです。


 復温(保温)すべき遭難者を安全に収容し、内部で火を起こし、お湯を沸かせる・・・

 そして同時に、救助者たちのビバーク場にも成り得るスペースがあれば最高です。


雪崩講師研修(27)
 せっかくなので・・・ 現場視察&アドバイザー役の先生と記念撮影。


雪崩講師研修(28) 

 みんなで!




 このあと宿に戻って、各班の実施報告、課題、反省などを行いました。



雪崩講習会研修 2011(つづく) 
雪崩講習会研修 2011(8)
雪崩講習会研修 2011 その8



 2月12日は朝から雪の荒れた天気。

 千畳敷の気温は -15℃前後。



雪崩事故のシナリオに基づいたシュミレーション訓練


 今日の研修は、昨日受けた講義を雪山の現場で実践する内容です。

 そのために、雪崩事故者の状態をいくつかのシナリオに基づいて、的確な措置を行うことが求められます。

雪崩講師研修(18)

 3つの班に分かれ、まずはシナリオ1に従って野外の雪斜面に移動しました。



 シナリオ その1 : パーティーで谷の斜面をトラバース中、先頭で行動していたメンバーが面発生表層雪崩(幅30m、長さ100m)に
 巻き込まれ、雪面から1m20cmに埋没。
 遭難者は20分後に掘り出され、そのときの遭難者には「僅かながらの震え」が見られ、意識がある状態。
 リーダーは必要な措置を施してスノーマウントに収容、加温措置を実施する。


 擬似パーティー(5人)を組んで、その中の一人が埋没役に扮し、ビーコン捜索からシュミレーションを開始しました。


雪崩講師研修(19)
 雪が土砂降り状態の中の掘り出し模様です。

雪崩講師研修(20)
 シートに移す作業。 

雪崩講師研修(21)
 シート梱包を施します。


雪崩講師研修(22)
 実際に行うと、現場での課題が見えてきます。


 この作業の間に、安全地帯(仮定)にツエルトを使って一時避難場所をつくりました。

雪崩講師研修(23)
 一時避難場所に搬送後、遭難者役「復活!」


 しかし、すごい吹雪の中でした。



 このあと、しっかり保温のできるスノーマウントづくりに移りました。




雪崩講習会研修 2011(つづく) 

NZ地震
NZ地震


 ニュージーランド地震のニュースで最初マグニチュードの数値(M6.3)を聞いたとき、阪神淡路(M7.3)よりも小規模だったので
被害の小さいことを願いました。

 マグニチュードは地震のエネルギーを対数で表わしているので、6.3という値は阪神淡路より「1小さい」だけですが、実際のエネルギーは
30分の1くらいの違いがあります。


 しかし、問題は震源の深さです。

 深さ約5kmと聞いたとき、直下に近いところは相当に大きな被害が出るだろうと思いました。
 阪神淡路でさえ、深さ約 16kmでした。


 果たして、大規模で広域的な被害はなかったようですが、ニュースのとおり激しく倒壊し悲惨な現場となってしまった建物がありました。


 地震、耐震先進国であるニュージーランドにおいても、既存不適格と言われる建物が多かったという現実がありました。

 日本でまたこのような地震に見舞われたら・・・ 

 悪く見積もった方が現実に近いかも知れません。




 NZでは、今も直撃を受けた被災者は非常に厳しい現実の中にいます。



 捜索犬関係者としての手助けは叶いませんが・・・


 一人でも多くの「奇跡」を祈るしかありません。



 






 
雪崩講習会研修 2011(7)
雪崩講習会研修 2011 その7




乾杯! 


 研修は明日もまだまだ続きますが・・・ 


雪崩講師研修(15)

 まずは乾杯!


雪崩講師研修(16) 

 酒の肴の中で、参加者の一人が釣った岩魚の自家製燻製もあって・・・   


 各地で活躍の皆さんの美味しい 持ち寄りが嬉しいひと時でもあります。


雪崩講師研修(17)
 山の話題、医学的話題・・・  弾む話題いろいろ。





 ところで・・・

 この頃(2月11日の夜)の天気は

2月11日21時の地上天気図 
 2月11日21時の地上天気図(気象庁発表)。

 南岸低気圧だけでなく、日本海西南部にも低気圧があって低圧部が発達しながら東進中。


 そして

2月11日21時の500hPa高層天気図
 2月11日21時の北半球 500hPa高層天気図。

 上空には強い寒気が本州へ向かって垂れ下がるように接近中。



 明日(2月12日)は上空寒気の谷間、真冬模様。 悪天間違いなし!






雪崩講習会研修 2011(つづく)



雪崩講習会研修 2011(6)
雪崩講習会研修 2011 その6



 救出後の復温に隔離(低温の雪や外気との断熱)が欠かせません。

 
 その一環として行われるのがシート梱包で、同時に安全地帯への移送にも必要な措置です。


 以前、チャンスとともに見学させてもらった(雪崩レスキュー訓練)ことはありましたが、今回は関係者全員で基本的な梱包を室内で練習しました。



雪崩講師研修(7)


雪崩講師研修(8)


雪崩講師研修(9) 

 今回の梱包は、あくまでもコンパニオンレスキューとしてで、持ち合わせた所持品を使って行います。


 シート梱包で必ず使うのが、クローブヒッチとシートベントという結び方。

雪崩講師研修 クローブ・ヒッチ
 クローブヒッチはクライミングをはじめ、汎用されているものの一つですが、一重ずつ掛けた方が弛みが出ません。

雪崩講師研修 シート・ベント
 シートベントはとても簡単でしっかり止まりますが、当たり前に「慣れて」おかないと・・・。





私も


 包んでもらいました。


雪崩講師研修(10)
 包まれているところを撮りました。

雪崩講師研修(11)
 縛られていきます。

雪崩講師研修(12)
 こんな感じに・・・。

雪崩講師研修(13)
 終了。  これは簡易法で、側面は止めてありません。


雪崩講師研修(14)
 隣では別の班もやっています。




 さて、予習も終わって・・・


 飲もう!




雪崩講習会研修 2011(つづく)
雪崩講習会研修 2011(5)
雪崩講習会研修 2011 その5



 基本的な SSABCの講義と実習を行ったあとは、実際の雪山そして雪崩埋没等で遭遇する低体温症を伴う救出活動についての
流れや判断について学びました。


 一つ一つの流れ、判断はとても理にかなっていますが、実際の現場でその判断や手立てを的確にこなすことはとても難しい、というより
多くの訓練を行いながら、いろいろな状況に慣れていく必要があります。



低体温症を伴う雪崩事故者の救出

 
 低体温症について、その症状や兆候を知り、復温と呼ばれる体温の回復(隔離・保温・加温)や人工呼吸、心肺蘇生の流れを
現場でのマネージメントという中で判断、処置する方法を丁寧に学びました。


 ■救助者の安全: これなくしては救出救助の意味がありません。

 ■コンパニオン・レスキュー: 生存救出の唯一のチャンスといわれます。
  私たちが雪崩講習の中で行っている訓練「身近に流された者の捜索救助」が唯一、その人を助けられる可能性
  があります。そして、そのためには、迅速で無駄のない動きが重要です。
  
  ビーコン捜索→ プロービング→ ショベリング→ 掘り出し~引き出し(迅速かつ丁寧に!) 

 ■エアポケットの有無確認: 救出までの時間(埋没時間)と埋没時、即窒息か否かは生存率に大きな影響があります。

 ■気道閉塞の有無: 雪が詰まっていないか、気道は確保できているか。
  窒息状態→ 心肺蘇生を急ぐ!

 ■頚椎損傷の可能性と頚椎固定: 雪崩埋没者には疑いが強いので頚椎を固定する。

 ■低体温症: 埋没時間が長い場合は低体温症が進む。窒息していなければ心肺機能が維持されていることが多い。
  低体温症引き出し後のアフタードロップ(復温の回復過程で核心温のさらなる低下)に気をつける。

 

 以上が埋没者捜索~救出時の大きな流れですが、その場その状況において、埋没者は違った状態に陥っています。


 しかし、対処法には基本原則があります。


埋没者を引き出したら SABC


 Sは 頚椎固定、 Aは 気道確保、 Bは 呼吸、 Cは 循環



 いよいよ明日(12日)は、野外でシュミレーション訓練です。






雪崩講習会研修 2011(つづく) 
雪崩講習会研修 2011(4)
雪崩講習会研修 2011 その4



 今回の全国雪崩講習会は、講師のための研修として開催され、北は北海道、西は中国(地方)からとたくさんの雪崩講師陣が
集まりました。


 今回のメインテーマは 雪崩遭難者の救出における的確な処置 を実践的に学ぶです。

 そして目指す目的は、生存率・救命率を高めるレスキューの習得。



 この研修のためにお招きしたのは、日本人初の国際山岳医認定資格を取得された大城先生。


 なんと! 美人医で且ついバリバリのアルピニスト&山スキーヤー!


 参加者の意識が高まること・・・ 必然です。




SSABCを学ぶ


 初日の11日は、救急処置のABCを学び直します。 といっても、イロハのABCだけではありません。

 救助現場の処置として必要な初期対応の流れです。



 1に : 安全(Safety)と状況(Scece)の確認と処置

 2に : 頚椎固定(Spine)

 3に : 気道確保(Airway)

 4に : 呼吸(Breathing)

 5に : 循環(Circulation)


 傷病者の初期評価と手当てについては、現在世界の医学会で多少の違いがありますが、山岳という特殊環境では心臓突然死よりも、
外傷、低体温症、雪崩、溺水などの発生が多く、頚椎損傷や出血、窒息という場面が優先してきます。

 したがって、上記の流れはそういう「特殊環境」を考慮しての手当てを示しています。 




雪崩講師研修(3)

 一通りの講義を受けたあと、手当ての具体的手法を学びます。




頚椎固定とログロール


雪崩講師研修(4)-2 
 ログロールとは、頚椎固定(保持)しながら首からお尻の先までの脊椎軸をまっすぐに保ち、負傷者を仰向けにさせることを言います。

 首を保持する人が掛け声をかけながら、不自然な体形からまっすぐな体形に直します。


 役割を交代しながら、負傷者役には「思いつく限りの」不自然体形を演出してもらいました。

雪崩講師研修(4)
 とても不自然です。

 しかし・・・ 雪崩現場や滑落現場には「ありえそう」です。


雪崩講師研修(5)

 最後は仰向けに、そして頚椎を固定します。


雪崩講師研修(6) 

 このあと、気道確保~呼吸~胸部圧迫という流れに移ります。




雪崩講習会研修 2011(つづく)


雪崩講習会研修 2011(3)
雪崩講習会研修 2011 その3




 この冬の1月は、この何十年なかったような冬らしい(西高東低の続く)冬でした。


 雪崩講習会の行われる中央アルプスは、冬型による降雪よりも低気圧による降雪で積雪が増える場所で、冬型の続いた(太平洋側で
降水量が非常に少ない)今年は予想通り例年よりも積雪の少ない状態でした。




この冬の気温と積雪の様子


2010~2011年 千畳敷ホテル前
 上は宝剣千畳敷ホテル前のデータをお借りしてつくった、昨年11月から2月9日までの様子をグラフにしたものです。


 例年、積雪が増加してくる1月でもこの冬はとても少ないことがわかります。

 同時に、気温の変化が小さく、低温傾向が顕著に続いていたことがわかります。



 昨冬~3年前の様子をみると、気温の変化は大きく、そしてその変化に合わせるように積雪も増えています。



2009年11月~2010年2月の様子

2009~2010年 千畳敷ホテル前
 昨年の千畳敷は大雪傾向でした。  低気圧の通過ごと(気温の上下も大きい)に積雪が顕著に増える様子がみられます。



2008年11月~2009年2月の様子

2008~2009年 千畳敷ホテル前
 一昨年は雪は少なめでしたが、今年ほどではありません。 低気圧の通過も何度かあり、高い気温場も多くあました。



2007年11月~2008年2月の様子

2007~2008年 千畳敷ホテル前
 3年前はやや平均的な傾向だったように感じます。

 気温の変化も周期性が見られます。




 いずれにしても、この冬の会場は・・・ 

 入山時から寒気が入り込み・・・


 今までになく(雨に降られたり、ミゾレになったりすることなく)、冬山らしい場になってくれていたことに間違いはありません。




雪崩講習会研修 2011(つづく) 


雪崩講習会研修 2011(2)
雪崩講習会研修 2011 その2


 研修会の始まる 2月11日は上空に寒気が入り、例年になく「冬らしい」天気に突入する状況でした。


2月10日21時の地上天気図
 研修会前日の夜(2月10日21時)の地上天気図。

 関東を含め「大雪になる」と予想されていた頃です(結果的には積雪ならず・・・でしたが)。


2月10日21時の500hPa高層天気図
 北半球の上空約5500m付近の様子を示した天気図(AUXN50)を見ると気圧の谷に追随するように寒気が移動してきています。



 そして

雪崩講師研修(1)
 いつもの集合地(駐車場)は雪が積もり舞っていました。



雪崩講師研修(2)
 雪の中、いつものバスに乗ってゴンドラ駅に向かいます。






雪崩講習会研修 2011(つづく)
雪崩講習会研修 2011
雪崩講習会研修 2011





救出復温移送


 2月11日~13日、例年行っている全国雪崩講習会の研修に行ってきました。





 詳しくは・・・  つづく。

捜索犬普段の訓練 110206 模様(2) 
捜索犬普段の訓練 110206 模様(2) 





 黒ラブはシルエットが映えます。

20110206 訓練模様⑥


 ロン毛犬は逆行がいいです。

20110206 訓練模様⑦





 探すことが楽しく当たり前になれば一番。

 
20110206 訓練模様⑧

 上のゴールデン(2頭)は姉妹犬ですが、それぞれに個性の違いがみられます。






捜索犬普段の訓練 110206 模様(1)
捜索犬普段の訓練 110206 模様(1) 



 2月6日の基礎訓練模様です。



20110206 訓練模様①


20110206 訓練模様②


20110206 訓練模様③ 

 大きな犬から小さな犬まで・・・




20110206 訓練模様④

 嬉しく!楽しく!







20110206 訓練模様⑤

 久しぶりに来たシニア犬・・・



 とてもいい子です。



捜索犬 普段の訓練 110201(2) 
捜索犬 普段の訓練 110201 その2






20110201 訓練模様⑤


 こんな単純なことも、基礎訓練の一つとして大切です。



捜索犬 普段の訓練 110201(1)
捜索犬 普段の訓練 110201 その1  



 河川敷での捜索基礎訓練模様です。


20110201 訓練模様① 
 いい吠え顔(?)




 他の犬が訓練しているときに、あるいは自分の主人(飼い主)がヘルパーをやっているときに

 じっと、静かに待機できることも必要です。


20110201 訓練模様② 


20110201 訓練模様③ 



 私は他の犬の作業中にいきり立つ犬を好みません。

20110201 訓練模様④ 


 だから・・・


 いきり立つ子には厳しく、おとなしくしてもらいます。



 自分の番ではないときは「静かにおとなしく」鎮座。


 自分の作業のときは、「ヤルときゃやるぞ!」が好きですネ。



 普段の訓練で「当たり前」にすることが大事です。





捜索犬 普段の訓練 1100130

捜索犬 普段の訓練 1100130





臭いを求めて

20110130 訓練模様①


20110130 訓練模様②


20110130 訓練模様③


20110130 訓練模様④

発見!咆哮! 








人の振り見て我が振り直せ

20110130 訓練模様⑤ 



 わんこにこれができたら・・・ なぁ





1月27日の空模様と実況資料
1月27日の空模様と実況



 埼玉県和光市はちょうどアメダス「さいたま」と「練馬」の間くらいの位置にあるので、その日のアメダスの様子を調べてみました。

2011年1月27日のさいたま気温と日照 グラフ

2011年1月27日 練馬の気温と日照 グラフ

 わりと急な気温低下に1時間近い差がありますが、西~北西から移動してくる雲の動きの差に対応しているようです。

 日照が途絶える時間に対応しているので、夜と違い、単に日が差さなくなって気温が低下していったともいえる状況です。


2011年1月27日の地上天気図
 1月27日の地上天気図を見ると、西高東低の気圧配置から日本海に小さな低気圧が発生、等圧線も波打つ状態になりました。

2011年1月27日の700hPa天気図
 上空約3000mの天気図から強い寒気が移動している様子が見られます。



 ということで、前頁の雲は、上空寒気の移動と天気図には現れないごく小さな不連続線(寒冷前線)の仕業だったようです。




 



寒気の通過? 雲の様子 110127 
寒気の通過? 空と雲の様子 110127 



 前頁でお伝えした1月27日の捜索犬訓練は埼玉県和光市での様子です。

 この日、昼過ぎまでは天気も良くて暖かい日差しもありましたが、午後2時頃から西の方角から雲がやってきました。


 その様子を写真にて。


DSC08040 編集
 13時54分(北西~北の空)

 西高東低の冬型で、強い寒気が上空にあるときによく見られる「なごり雪雲」かと思っていましたが・・・


DSC08036 編集 
 14時06分(西の空)  

 西の空からは雲堤のような感じで押し寄せてきてきました・・・
 

DSC08044 編集  
 14時07分(北~北東の空)

 その北側~北東の空には、積雲、層積雲がたなびき・・・


DSC08047 編集  
 14時09分(北東の空)

 徐々にその雲量も増え・・・


DSC08061 編集 
 14時19分(南東~南の空)

 やがて上空は西の空からの雲に覆われてしまいました。


DSC08084 編集  
 14時22分(南の空)

 高層雲の下に入り、しかも雲底が乱れています。


DSC08087 編集  
 14時23分(南~南西の空)

DSC08090 編集  
 14時25分(南西の空)

 雲底が乱れた状態がしばらく続きました。


DSC08091 編集  
 14時26分(北~北東の空)

 北側の雲は南東に過ぎ去り、青空が広がってきました。


DSC08092 編集  
 14時28分(南の空)

 南側はまだ暗い状態が続いていましたが、さらに奥は明るいので雲塊はさほど大きくなさそうです。



DSC08094 編集 
 15時52分(南西~上空)


 西側の空に青空が現れ、上層雲(券雲)が広がっています。




 こんな空模様・・・


 上空寒気の通過や小さな寒冷前線の通過時に見られるものですが・・・。



 さて・・・



捜索犬 普段の訓練 110127
捜索犬 普段の訓練 110127



 再び人様の訓練場をお借りして・・・




20110127 訓練模様①



20110127 訓練模様②



20110127 訓練模様③ 




 たくさんの経験、たくさんの自信、とても大事なことです。




捜索犬 普段の訓練 110123
捜索犬 普段の訓練 110123 




 捜索犬の訓練は・・・



 続けています。



20110123 訓練模様① 

 基本のキから・・・。




20110123 訓練模様②
 高所の基本も。



 浮遊臭の絞込み学習を繰り返しながら・・・


 「当たり前」にやれることが基本。


続 二人だけの捜索とその記憶(3)
続 二人だけの捜索とその記憶 その3




 標高 565~570m付近にて休息。


 檜の植林帯に古いガラス瓶が落ちていて・・・


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 なんとも・・・


 チャンスのリラックスタイムでした。





続 二人だけの捜索とその記憶(つづく)
続 二人だけの捜索とその記憶(2)
続 二人だけの捜索とその記憶 その2



 とても急で・・・


 崩れやすい箇所の多い 道なき道ですが・・・


 もしかしたら・・・

 沢筋のどこかに迷い込んだ行方不明者が行き倒れているかもしれない・・・



 そんな可能性を考えながら、沢筋を気にしながら辿って行きます。


 とはいえ、沢筋を直接遡れる状態ではないので、高巻くような形で近接尾根、斜面上をチャンスと登って行きました。



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 あいかわらず、所々、ヤバイです。



続 二人だけの捜索とその記憶(つづく)
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