12年ぶりの遺体捜索ワークショップ その前に(2)
三国峠に着いたのは、23日朝6時前。
雨は完全に上がっていましたが、一面濃い霧がかかって 視界は数100m。
周辺の様子は 15年前の記憶とだいぶん異なっていました。
少し上がって様子をみてみることに。
あれ~、こんな感じだったかな~。
登りだしは、ずいぶんと緩く感じ、その緩やかな傾斜がいつまでも続くような・・・。
その後ようやく傾斜が増して登りらしくなり
再び、ゆるやかになって
そろそろ頂上か・・・。
まだ6時前。
山頂と書かれていますが、肩のようなところ。 ここで6時です。
様子を見るつもりが、山頂まで来てしまいました。
火山性砂礫地の広い山頂部を行くと
こんなのあったかな~。
もしやの晴れ間を期待しましたが、
こんな状態で・・・ 残念!
でも、ヒットは満足できたようです。
再び峠まで下りました。
7時半過ぎ、セミナーの会場ドッグリゾートワフに到着。
これから3日間のセミナーが行なわれます。
★クリックしていろいろ見てみてね!
遺体捜索ワークショップの会場は山中湖畔。
東京から行く場合、東名御殿場経由の南側ルートか中央道河口湖経由の北側ルートが一般的です。
しかし
天気が回復に向かっていたので「もしや」と、23日未明、富士山の大パノラマが一望できる小さな山を
目指し、小山町から北西進しました。
ここは、17年前の冬、ビンゴを連れてきたところでもありました。
晴れていれば

こんなに素晴らしいところ。 右下は山中湖。

当時のビンゴは4歳手前、若き姿。

三国峠から、標高差150mたらずですが・・・。
問題は、お天気です。

★クリックしていろいろ見てみてね!

もう12年も前・・・
12年前、正確には11年7ヶ月前の2000年11月、琵琶湖で日本初の本格的な「救助犬ウォーターサーチ(水難遺体捜索)」トレーニングキャンプが開かれましたが、
そのときの初代犬ビンゴとの様子を少し。

水難者(遺体)臭シグマを使って、水中から出て漂う擬似遺体臭(→)を探させます。

琵琶湖畔で、船に乗り、ダイバー(ヘルパー)を探して、ご褒美!

湖面に出て、ボートを風下からゆるやかにジグザグさせながら水中からの臭いを探らせます。

水中の遺体役(ダイバー)の臭いを感じてアラートしたら、ダイバーに湖面まで上がってきてもらい、手に持っているご褒美(ボール)を渡して遊んでもらいました。
あれから、12年近く経つとは・・・
しかし、このときの貴重な経験、学んだことは、
その後のチャンスの訓練や捜索にとても役に立ちました。
今回のワークショップも、もちろん!

★クリックしていろいろ見てみてね!

アメリカで捜索犬の活動を40年間続けている講師を招いた災害救助犬(遺体捜索)ワークショップ(6月23~25日)に、ヒットと共に参加する機会を得ました。
約12年ぶりのワークショップですが、もちろん そのときは初代犬(ビンゴ)でした。
今回は、遺体捜索のための初歩的トレーニングから

臭いの識別トレーニング
ヒットやるき満々!?


そうだ~ ご褒美!
遺体の原臭(シグマシュードなど)を刷り込みます。
詳しくは また。

★クリックしていろいろ見てみてね!

写真のように
キリッと いけば
いいんですが・・・ ね。
捜索犬 普段の訓練で 0617 END
★クリックしていろいろ見てみてね!
捜索犬 普段の訓練で 0617(4)
コ~イ
おい、おい、
このあと
どこ 行くんだよ。
★クリックしていろいろ見てみてね!
捜索犬 普段の訓練で 0617(3)
なにやってるんでしょう?
見る人が見れば・・・
わかりますね。
逆から
そう、遠隔での移動訓練です。
マテ、スワレ~
次、行ってみよ~
マエヘ~
ヨ~シ、次は・・・
なんでしょう?
★クリックしていろいろ見てみてね!
捜索犬 普段の訓練で 0617(2)
まだ1歳ちょっとの黒ラブ(雪中訓練にも連れて行った子)が時々訓練場にやってきます。
が、ちょっと臆病なところがあるので
たくさんの第3者にかわいがってもらっいます。
もっと、もっと
楽しめるようになろうね。
★クリックしていろいろ見てみてね!
昨日、6月21日は夏至。
夏至は、太陽公転面に対する地球の傾き(地軸)が太陽方向に一致するときで、北半球(正確には北回帰線以北)の太陽高度が最高になります。

地球の傾きは 23.4°。
私の住んでいる場所(東京南部)は、北緯35°37′なので、南中時の太陽は上図のような感じで光を届けます。
ということで

単純計算では、南中時 約78°という高さに太陽が存在することになります。
真上(90°)より 12°傾いているだけなので、感覚的には ほとんど真上に近い感じです。
これら太陽高度の変化を、緯度、経度、日時時間をもとにきちんと計算で出した資料を見つけました。
少し整理して、

夏至(6月21日)の日の出から南中~日の入りまでの太陽高度の様子(東京付近)です。
12時よりも少し早い時間に最高度(南中)になっているのは、日本の12時が明石標準で、東京はそれより少し早く南中を迎えるからです。
前記の単純計算の高度(77.8°)とほぼ一致しています。
図にある、春分、秋分、冬至太陽高度や日の出、日の入りの様子をみると、あらためてその違い(差)を感じさせられます。
明日から、太陽の動きは徐々に3ヶ月後の秋分(今年は9月22日)の線に向かっていきます。
そして、約1.5ヶ月後の立秋(8月7日)は、夏至と秋分の中間です。
とはいえ、太陽から降り注ぐ陽射しは今が最高潮。
当然、紫外線も最高潮!
用心、用心。

★クリックしていろいろ見てみてね!

6月らしからぬ台風4号の直撃
一昨日(19日)から昨日(20日)と台風4号が日本を直撃しましたが、夏至前の6月にこれほど強い台風が北上するとは…
季節にそぐわない天気が増えてきたものです。
和歌山県南部に上陸したときの中心気圧は 965hPa、その後時速65~70kmというハイスピードで北東進していきましたが、
なかなか気圧が上がり(衰え)ませんでした。
台風は上陸すると弱まるのが普通ですが・・・ 上陸して3時間ほどして、ようやく5hPa上がりました。
台風を維持する海水温の高さと、それから供給される水蒸気が豊富だったことがその要因のようです。
案の定・・・
日本付近の海面水温(6月19日)の分布図。 気象庁資料より
台風の勢力を維持する海水温の目安は27℃といわれていますが、それより低いとはいえ本州南岸に暖かい海域が延びています。
もちろん、供給される水蒸気は台風真下だけでなくずっと離れた南方からもどんどん流れてきていると思いますが・・・。
ところで、この台風により、東京でも瞬間最大風速が30m/sを超え、43年ぶりという報道がありました。
43年ぶりとは?
1969年の6月です。
そこで、古い気象資料「昭和44年6月の天気図日記(日本気象協会編)」を掘り出してみました。
すると、ありました!
それは、1969年(昭和44年)6月26日(木)の出来事。
梅雨の時期としては珍しい日本海で低気圧が発達。
当時の天気図は、等圧線が2mb(ミリバール=hPa)ごとに引かれているので、今の4hPaごとの図よりも見た目が激しく感じまが、
実感に近いかもしれません。
私自身、この天気の記憶はありませんが、こんな天気もあったんですね。
ということは、6月の台風による 30m/sを超える強風は、今回が初めてとうことになります。
やはり、6月らしからぬ異様な天気であったことは事実です。
★クリックしていろいろ見てみてね!
アトヘ!
ぴよ~ん
カメラを構えて、こんなこと・・・
意外と難しい・・・。
★クリックしていろいろ見てみてね!
一昨日(17日)の夕方、13日に起きた雪崩事故のニュースが入ってきました。
6月に雪崩? と、夏山に向かっている日本ではピンとこない雪崩事故発生の報です。
しかし、海外の高峰では時々起こり、ニュースとなることのある時期とも言えます。
運良く助かった生存者から伝えられる内容、現場の写真などを見ると、面発生の表層雪崩であろう
ことが想像されます。
多くの登山経験者からの意見が報じられていますが
こと雪崩に関しては、山の経験年数、高度な登山技術の有無には関係なく、その脅威に晒され、犠牲になってしまうことの
なんと多いことでしょうか・・・。
面発生表層雪崩は、何の前触れもなく起こるように見え、それがこの雪崩の怖さとして伝えられますが
「雪崩れる条件が整っている」ときに登山者が入り込んで発生する、ということがとても多いのも事実です。
■現場は雪崩の起こりやすい場所として知られていた。
■現場の斜度は35度前後(35~45度の範囲での発生頻度が高い)。
■悪天(降雪と強風)が続いていた。
と、報道にあります。
それと、気になる点が・・・。
パーティ4人がロープでつながって下降していたこと。
50mロープと仮定すると、多分、それより短い間隔、たとえば10m以下の間隔で一列に歩んでいたと思えます。
一列縦隊(とくにトラバース時)は、雪崩れる上載積雪に負荷をかけやすく、またロープは滑落時の危険回避には役立ちますが、
雪崩に襲われたときは、全員道連れとなって危険です。


捜索犬も出ていたようですが(ANNニュース動画内)
雪崩規模が大きく、堆積している雪もかなりの量、さらにはクレバスの存在・・・
捜索もままならないことが現実のようです。
そして、捜索打ち切り・・・ の報。
悲しく非情な現実が立ちはだかります。
今後、事故の検証がなされた段階で
あらためて、雪崩に遭わないための、雪崩を回避するための 知識や技術を
登山界全体が共有していけるようになって欲しいと
願ってやみません。

★クリックしていろいろ見てみてね!

蒸し暑くなると予想されていた17日、案の定
ムシムシしてきました。
捜索犬の訓練場の雑草は、5月から7月にかけてが伸張期。
今は、雨と高温で、その勢いは凄まじいものです。
草刈り機5台で、午前中励みました。

ずいぶんと、スッキリしました。

全てとは行きませんが、訓練しやすいように。

適度に残った茂みは、それなりに
捜索の訓練には役立ちます。
午後は日差も強くなり

ちょっと動かしただけでも
ハア、ハア、ハア・・・・
喘ぎが顕著になり、日陰が貴重な季節になりました。

★クリックしていろいろ見てみてね!

今日16日は、昨日よりも高気圧勢力が東~南へ移行。
不安定な雨模様になりました。

6月16日の12時(左)と18時(右)の気圧配置(地上天気図)。
そして、17日(土)~18日(日)は

17日09時(左)と18日09時(右)の予想天気図。 青い線は、1012hPaの等圧線。
梅雨前線の南と北とでは空気の性質が異なりますが、全体的な気圧配置は南高北低(夏型)に。
しかも
フィリピン東海上の台風が、ムシムシした大気を日本に向けた供給を助けます。
これからしばらく
益々! 蒸し暑い様相。 しかも大雨予想。
土砂災害にも 用心、用心。

★クリックしていろいろ見てみてね!

梅雨に入って、肌寒かったり蒸し暑かったりと
ちょっとした違いで、空気の肌ざわりが大きく変化します。
気温に大差がなくても、この違いはよく起こります。
空気に含まれる水分(水蒸気)の違い(湿度)で、私たちの感じる暑さ、寒さはいとも簡単に違ってしまいます。
汗腺から出た汗(水分)が蒸発して、気化熱で体温を奪う(蒸発しやすい=湿度が低い)か奪わないか
(蒸発しにくい=湿度が高い)だけで・・・
そんな違いも、天気図(気圧配置)のちょっとした違いだけで変わってくることを、13日と今日(15日)以降の様子から見てみます。

6月13日と15日の地上天気図(12時の気圧配置:気象庁資料より)。
13日は、オホーツク海高気圧らしい張り出し方で、風は冷涼な北東気流が主体。
晴れても、カラっとして過ごしやすい状態です(紫外線には用心!)。
その後、高気圧の中心は徐々に南東に移動、15日は太平洋の東に位置して、風は東から南東寄りに。
西日本では、南東からの湿った暖かい気流になって低気圧に吹き込むようになりました。
気象衛星画像(可視)をみると、梅雨前線の雲の様子がわかります。

13日12時と15日12時の気象衛星画像(可視)。
南側から流れてくる気流は水分(水蒸気)を多く含み、できる雲も増えて、雨の量も多くなってきます。
当然、ムシムシしてきます。
これから先
肌寒い梅雨と蒸し暑い梅雨の波を何度か繰り返しながら、蒸し暑さが増していきます。
そして、
汗をかかずに、呼気と舌からの気化熱だけで体温を下げる犬たちに、辛い季節がやってきます。
用心、用心。

★クリックしていろいろ見てみてね!

試験のあとの室内捜索訓練 (2)
暗く狭い室内の中の捜索
室内基礎訓練のあと、完全閉鎖の暗い部屋の奥に隠れたヘルパーを捜索させてみました。
お待たせ~
最初は、ヘルパーの存在しない無人の室内(廊下を含む)に出します。
しばらく、あちこち行き来しながら「どこだ~、どこだ~」といった息遣いと足音が聞こえていました。
ある程度捜索させたあとに、ヘルパーの潜んだ室内へ向かわせました。
暗い中で「どこだ~、どこだ~」
どこだ~
ヘルパーは、この部屋のドアを挟んださらにもう一つ奥の小部屋。
ドアは半開きですが、中はほとんど真っ暗。
臭いを感じて、ドアの奥に入ってまた出るような動きをしていたので、少し指示してやりました。
奥の小部屋の奥にあるちいさなドアの中にヘルパーが・・・。
撮影のためのストロボが光るとき以外は、真っ暗です。
慎重、というより自信不足でしょうか、吠え始めるまでやや時間がかかりました。
ドアが閉まっていると、鼻で吸い上げるようなことをしないと、臭いがとりにくいかも知れません。
それで、僅かに隙間を開けてもらうと・・・。
ここだー、ワン!ワン!ワン!
ワンだ! ワンだー!
しっかり吠えれば・・・
いいことあるぞー。
★クリックしていろいろ見てみてね!
試験のあとの室内捜索訓練 (1)
広い室内の中での捜索
まだ室内での捜索経験の少ないヒットには、広いところの一角に隠れたヘルパーの捜索から始めました。
それも、見た目にも、臭いの出方にも、わかりやすい設定で。
右奥のドアの裏側にヘルパーが潜んでいますが、
臭いは出やすく、対流による迷いもあまりせずに済む設定です。
ヒット、ほとんど迷うようなこともなく
ヘルパーからの臭いを素直に感じとりました。
ここだ~! ここだ~!
アラートして、ご褒美をもらって
引き離して、再び
しっかり吠えさせて、ご褒美~~~
次は、扉を閉じてから・・・
しっかり、鼻で、臭いをとって!
ここだ~ ワン!
吠えたり、臭いを確認したり
いいですね。
そうだ~
いいぞ~!
普段の基礎訓練でも、「鼻を付けて嗅ぎ取る」意識をもたせるようにしているので、
こういった場面では、その意識が役立ちます。
★クリックしていろいろ見てみてね!
解体前の建物の室内を使用した捜索犬試験 (2)
ゴールデンのモニカの姉妹犬が室内捜索に出ます。
1階の入口よりスタート。
各部屋を捜索。
明確な反応、咆哮する場面もあれば、迷い、不安定な行動を示す場もあります。
犬自らが、自主的に探索、追及していけることが理想ですが
迷いや、行動の変化を見抜いて
出てくる臭いを捉えやすくしたり、辿りやすくしたりするために、
犬を上手にフォローしてあげることも大切です。
★クリックしていろいろ見てみてね!
解体前の建物の室内を使用した捜索犬試験 (1)
6月10日、解体前の建物の室内を使った捜索犬の試験があり、再び立ち会いました。
場所は都内のとある研究施設跡。
朝の天気は快晴で、強い日差しが差しはじめていました。
大きな樹木の木陰で待機。
テーブルの上の花は、ロイヤルサンセット。
その左にあるのは…
ゴールデン・レトリバーで名前がモニカという犬を飼っている方に頼まれて
前日購入したゴールデン・モニカの鉢苗です。
自分の犬と同じ名前のバラがあるなんて… なんと幸せ!
さて、今回の試験は室内の捜索。
地下、1階~3階の4フロアの中のどこかに隠されたヘルパーを探させますが、
見た目に簡単そうでも、意外と発見に至らないことの多いのも室内捜索。
室内での臭いは、対流や沈滞、隙間からの移動など、複雑で
犬だけでなく、ハンドラーが犬を見て判断しなければならない場も多くなってきます。
とはいえ、室内での臭いのとりかた、発見に至る道筋と経験を犬にたくさん学ばせることが
とても大切です。
★クリックしていろいろ見てみてね!
バラの季節も終わりに近づき、遅くに咲き出す花は色あせた感じを受けるようになりました。
雨で早く切り上げた訓練の帰路、すこし遠回りして

バラ農園に立寄りました。
終わり間近とはいえ、まだ たくさんの花が咲いていました。
ここは、バラ園ではなくて…

バラの農家、農園です。
小雨降る中でしたが


広い農場のあちこちに、バラの大苗(鉢)が栽培され、まだ多くの花を付けていました。
新苗はハウスの中にたくさん置かれています。
そして

ロイヤル・サンセットを購入しました。

見慣れないアプリコット色。 強い芳香のつるバラです。
しかし・・・
植える場所が・・・ ない!

★クリックしていろいろ見てみてね!

本格的な夏を前にクリアしなければならない季節、梅雨(日本の雨季)が訪れました。

6月9日12時の雲の様子(気象庁HP衛星可視画像より)。

梅雨前線と低気圧・・・
そして、オホーツク付近を中心とする冷涼な高気圧・・・
昨日の西日本梅雨入りに引き続き、関東でも「梅雨」に入ったようです。
そんな9日、捜索犬訓練場に出向きました。
しかし

雨、降りしきる訓練場・・・。
草刈りも、訓練もままなりません。

ヒットも、基本訓練を少しやっただけで…
ぬれネズミになりかねず。

ヒトも・・・
煩わしい雨を避けて、クラブハウスならぬ貨車小屋にて・・・。
早々と切り上げて
一路、帰路途中(迂回)のバラ農園に向かうことにしました。

★クリックしていろいろ見てみてね!

ウチは変わった家風にて・・・
ヒットと散歩をすることはありません。
チャンスのときもそうでした。
でも、外出はします。
で、

行くぞ!

ほれ、注目!
そして
だいたい決まった場所で、トイレをさせますが

草地でないところでは、このように雨水マスなどの上でさせます。
このときは 少し脚を上げてますが、メスのように しっかりしゃがんでやることも多いです。
そう! ヒットには マーキングを学習させていません!
この習慣(マスの上でする)を身に付けさせると、路上を汚さず、シミを残さず(アスファルト面に所々ある黒っぽい跡は犬の排尿跡です)。
とても便利です。
排便を終えた後は、路上でコミュニケーションを深めます(本当かね?)。

伏せたり、座ったり、来させたり、一緒に歩いたり、行かせたり…
適宜 楽しんで

ご褒美~!
家に帰ってきたら

ご飯の用意ができるまで
マテだよ。

★クリックしていろいろ見てみてね!

あ~っ
目を離しているとき、変におとなしいときは・・・

案の定、どこからか雑巾を運んできて・・・
こんなとき、
「あ~っ」とは心の中で言うだけで、黙って関心を示さないかのように接して
しばし様子を見れば

フリーズ状態になって、
ヒットもこちらの様子を見ています。
さて、どうするか・・・。

★クリックしていろいろ見てみてね!

昨年、苗を購入して植え、今年4月に咲いた桃の花、2個だけ無事に結実し育っています。

4日の様子。

青梅のようですが、モモらしい産毛も。

まだ、こんなもの。
この先、害虫、病気にやられぬよう・・・
おいしく食べられるまで
育ってください!

★クリックしていろいろ見てみてね!

もう1週間以上経ってしまいましたが、5月28日、29日と寒気に伴う雷雨が各地を襲い、ニュースになりました。
ニュースなどの中で、「突然… 崩れてきた、降ってきた」という談がよく聞かれます。
しかし、突然のように見えても「前兆」があり、それよりも前に「寒気に伴う雷雨や雹が…」といった予報がけっこう詳しい解説付きで出ているのが常です。
そして、28日はこの「寒気」「突風」「雷」「雹」といった情報がしっかり出ていたので、
晴れている段階(東京世田谷)から、ときどきインターネットで気象情報をチェックするようにしていました。
案の定・・・

午前中から甲信越~東北で強雨域が顕著に現れていて、強い雨域は北西から南東に向かって移動していました(12時~15時)。 (気象庁ナウキャストより)
所々でかなりの豪雨や雷を伴っているだろう様子が窺えます。
寒気に伴って発達し、移動する雲の様子も

気象衛星画像にしっかり出ていました。
東京都下水道局の画像情報「東京アメッシュ」は、より細かな降水情報を見ることができるので、今、どのあたりで降っているかを知るのに便利です。

このとき(14時30分)、世田谷区からの空は

雨域がやってくる西の空の様子。

北の空の様子。

南東の空はまだ晴れ間が多い状態。
それにしても、日本の風景は「くもの巣」の中に暮らしているように
見苦しい電線だらけ・・・
本格的に「なんとかしよう」という議論の起こらないのが不思議です。
みんな、汚らしく見苦しい中に長く暮らして慣らされてしまって、感じなくなってしまっているような気がしてなりません。
さて、刻一刻と雷雨が近づいてきます。

14時40分から15時20分までの様子。 ×は私のいる辺り。
ゴロゴロ、ザーザーとなったのは、15時15分頃。
その様子は、アメダスにも記録されていましたが、世田谷のデータは雨量だけ。
世田谷よりも少し早く雷雲が訪れる練馬は気温データも残っています。

観測地点は少し異なりますが、ゴロゴロ、ザーザーのあったときと
結果は、だいたい合っています。
近年、インターネットでリアルタイムの気象情報が得られるようになって、とても便利ですが
防災につながるこのようなデータは、多くの地域、人々で共有する態勢がとれるようにすれば
「いきなり」「急に」なんて、手遅れの対応は防げるはずです。

★クリックしていろいろ見てみてね!

解体建物を使用した捜索犬試験
試験が終わって、少し時間があったので・・・
鉄筋の塊、登攀チャレンジ!
だめじゃん、登らなきゃ・・・。
いまいち、覚悟が足りん。
その後
ただひたすら・・・
えらく悪い足場を連れまわすように・・・
慣らし運転させました。
まだまだ!
★クリックしていろいろ見てみてね!
解体建物を使用した捜索犬試験 (2)
2階部の一角にヘルパーがいて、素直にアラート。
その後、呼び戻そす指示を出すと、犬はたいていハンドラーの見える位置で「帰路を考える」ので、こういう場面は意外と危険です。
このゴールデン、私も馴染みの犬ですが、今回は飼主でない別の人がハンドリングしています。
別のエリアでヘルパーの臭いをとらえて近づこうとしますが、足場が・・・
何度か行こうとしますが・・・ なかなか行けません。
しかし、この後、意を決して入り込み、ヘルパーの近くで咆哮することができました。
3つ目のエリアは、険しく凄い状態に見えますが
犬にとっては見た目ほどの悪い足場ではなく、意外と楽に臭いの元(ヘルパー)に近づけました。
発見だワン、ワン、ワン!
★クリックしていろいろ見てみてね!
解体建物を使用した捜索犬試験 (1)
5月27日、解体建物の瓦礫を使った捜索犬の試験があり、立ち会いました。
場所は都内のとある中学校跡。
訓練(試験)するのにほど良い具合です。
試験でも、訓練でも
環境とその状況、条件を生かした上手な設定が大切です。
ただし、「埋もれた中からの弱い臭い」という設定はなかなかできず、臭いの発散は豊富なのが一般的。
したがって、臭いに近づくための判断や技量が犬とハンドラーに問われます。
臭いを感じて捜索する黒ラブ。
たくさんいる犬の中には
ハンドラーによる指示をほとんど必要とせずに、しっかり結果を出してくれてしまうタイプもいます。
もちろん、人犬一体としての動きや作業が理想として見られ、
そういう探し方のできる犬の方が評価が高いのですが・・・。
★クリックしていろいろ見てみてね!
ようやく訓練 犬模様 (4)
早、今日から6月・・・。
ですが、 久々の捜索犬訓練の続きです。
ゴールデン
このゴールデン、飼主でないハンドラーが扱います。
本人(犬)、やる気です。
何を 言い聞かせているのでしょう・・・。
さて
潜んだヘルパーの臭いを感じるエリアに入り・・・。
その後、まもなく 発見!
えらいぞ~
よくやったね~。
久々の捜索基礎訓練、終了!
★クリックしていろいろ見てみてね!