19日の朝、ヒットを連れて北陸方面に向かいました。
ルートは、中央道から松本を経て安房峠を抜け、平湯、神岡、富山と続く道です。
八王子から笹子トンネルを過ぎるまでは雲が多くありましたが…
よくあるパターンで、甲府盆地は晴れ間が広がりつつあり

雪をまとった白根三山が美しい姿で迎えてくれました。 間ノ岳(左)と北岳(右)。

「日本一桃の里」一宮付近から、塩見岳(右)と荒川岳(左)が見えていたことを、いつも白根三山を意識していて忘れていました。
荒川岳の姿が赤石岳の姿に似ていたので、一瞬「あれ?」と思うほど。
「そうか~、塩見も荒川も見えていたんだ~」と、認識を新たにしました。
ところで、こんなに雪をまとっているとは思いませんでした。
昨日の雨が、上では雪になっていたんだ…
と、思って天気図(気象庁発表資料)をしらべてみました。

18日は、南岸を進む台風と前線の影響で、東海から~関東はかなりの雨が降っていました。
そして

19日は移動性高気圧におおわれ始めて、天気はどんどん回復。
写真に見る雪をまとった山は 3,000m級の峰々です。
そこで、それに見合った高さ(700hPa)の高層天気図も調べてみました。

上は、18日の夜21時の約3,000m付近の様子を表したものですが…
南アルプス稜線付近の気温は、プラスの3~4℃。
このあと、同様に19日の朝9時の天気図を調べてみても

特に低下してしていませんでした。
山の雪は、冷たい雨あるいはミゾレと雪との微妙な状況の中、キリギリの条件で降り積もった雪であったようです。
とはいえ、
快晴の青い空に白い峰はとても映えて綺麗です。
そして、次に近づいてくるのが

甲斐駒ヶ岳の特異な山容と、その手前左の鳳凰三山。
さらに、その次は八ヶ岳です。

やや離れた位置からは主峰の赤岳(右)がよく目立ち、阿弥陀岳もしっかり見えます。

さらに近づくと、権現岳(中央)が前に出て、赤岳は後に引けてしまいます。
このあと松本を経由して、今回の楽しみの一つ

素晴らしい紅葉に出会うことができました。
詳しくはまた。

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