埼玉県和光市はちょうどアメダス「さいたま」と「練馬」の間くらいの位置にあるので、その日のアメダスの様子を調べてみました。
わりと急な気温低下に1時間近い差がありますが、西~北西から移動してくる雲の動きの差に対応しているようです。
日照が途絶える時間に対応しているので、夜と違い、単に日が差さなくなって気温が低下していったともいえる状況です。
1月27日の地上天気図を見ると、西高東低の気圧配置から日本海に小さな低気圧が発生、等圧線も波打つ状態になりました。
上空約3000mの天気図から強い寒気が移動している様子が見られます。
ということで、前頁の雲は、上空寒気の移動と天気図には現れないごく小さな不連続線(寒冷前線)の仕業だったようです。